2024年06月14日
4.PHPのif文
PHPのif文を下記で解説します。
1.if文の中で使われる演算子
①比較演算子
比較演算子 | 事例 | 解説 |
== | $a == $b | $aと$bの値が等しい |
!= | $a != $b | $aと$bの値が等しくない |
=== | $a === $b | $aと$bは、データ形式と値が等しい |
!== | $a !== $b | $aと$bは、データの形式または値が等しくない |
> | $a > $b | $aは、$bより大きい |
>= | $a >= $b | $aは、$bと同じか大きい |
< | $a < $b | $aは、$bより小さい |
<= | $a <= $b | $aは、$bと同じか小さい |
②論理演算子
論理演算子 | 事例 | 解説 |
&& | $a && $b | $a および $b が共に true の場合に true |
and | $a and $b | $a および $b が共に true の場合に true |
|| | $a || $b | $a または $b のどちらかが true の場合に true |
or | $a or $b | $a または $b のどちらかが true の場合に true |
! | ! $a | $a が true でない場合 true |
2.phpベースのif文
処理部分を{}で括ります。
<?php $age = 65; if($age < 20){echo '未成年です。';} else if($age >= 65){ echo 'シニアです。';} else{ echo '成人です。';} ?>
■結果は「シニアです。」が表示されます。
■「else if 」は 「elseif 」でも可。
※JavaSariptでは「elseif」は不可なので常に「else if 」を利用する事をお勧めします。
命令文が1つのの場合は{}を省略できます。
<?php $age = 65; if($age < 20) echo '未成年です。'; else if($age >= 65) echo 'シニアです。'; else echo '成人です。'; ?>
条件式 ? 命令1 : 命令2 ;
■条件式を評価し、trueであれば命令1、falseであれば命令2を実行します。
■命令1と命令2の間は :(コロン)、三項演算子の終了は ;(セミコロン)です。
下記は使用例です
<?php $age = 19; $msg = ( $age < 20 ) ? "未成年です" : "成人です"; echo $msg; ?>
■「未成年です」が表示されます。
■ ( $age < 20 )の()も省略できます。
上記は下記の様な書き方もできます。
<?php $age = 19; echo $age < 20 ? "未成年です" : "成人です"; ?>
3.HTMLベースのif文
HTMLベースのif文を利用する時はif・・・endifを利用します。
サンプルは下記になります。
<?php $age = 65;?> <?php if ($age < 20):?> <!-- if文の終わりは :(コロン)です --> <p>未成年です。</p> <?php else if ($age >= 65):?><!-- elseif文の終わりは :(コロン)です --> <p>シニアです。</p> <?php else:?> <!-- else文の終わりは :(コロン)です --> <p>成人です。</p> <?php endif;?> <!-- enfif文の終わりは ;(セミコロン)です -->
■if、 else if 、elase の終わりは:(コロン)で、endif の終わりは ;(セミコロン)です。
■上記の様な記述方法を使うと判断結果の表示に自由にHTMLタグが利用できます。
■WordPressの中では、HTMLベースのif文が良く利用されています。