2024年06月14日
javascript:split()
このメソッドの説明
split() はJavaScriptメソッドです。
文字列を[文字列]又は[正規表現]で分割し、[配列]にします。
メソッド
String.split ( Separator , Limit )
パラメータ
Separator(文字列 | 正規表現)(必須)
文字列の区切りに使用する「文字」又は「正規表現」を指定します。
Limit(整数)(オプション)
分割の上限数を整数で指定します。
5個の配列ができるデータで 3 を指定すると、3番目以降のデータは捨てられます。
戻り値
分割できた場合:分割した配列を返します。
分割できない場合:何もしません。
利用例
①「,」で区切られた文字列を配列に変換する(文字で指定する例)
var size_data = '68,70,72,74,76' ; var size_array = size_data.split( ',' ) ; console.log(size_array);
■下記が表示されます。
(5) ["68", "70", "72", "74", "76"]
②「,」で区切られた文字列を配列に変換する(正規表現で指定する例)
var size_data = '68,70,72,74,76'; var size_array = size_data.split( /,/ ); console.log(size_array);
■結果は同じです。
③色々な空白で区切られて文字列を配列に変換
var size_data = "68 70 72\n74 76"; //半角スペース、タブ、改行、全角スペースの順になっています。 var size_array = size_data.split( /[\s ]+/ ); console.log(size_array);
■1行目:数値の間は色々な空白で区切られています。
■下記が表示されます。
(5) ["68", "70", "72", "74", "76"]
④姓名を分割し、姓と名で取り出す
var input_name = '山田 太郎'; //区切りは「スペース」、「タブ」、「全角スペース」のいずれでも可 var list_name = input_name.split( /[\s ]+/ ); console.log( list_name [0] ) ; console.log( list_name [1] ) ;
■1行目:姓名の間は空白文字で区切られています。
■下記が表示されます。
山田
太郎
関連情報
文字列を正規表現で操作する他のメソッドは正規表現メソッドを参照してください。