2024年06月14日
WP関数:get_template_part()
この関数の説明
WP関数の get_template_part() は、現在のテーマディレクトリにある任意のphpファイルをインクルードします。
関数
get_template_part( $slug, $name )
オプション
$slug(文字列) (必須)
スラッグ名を指定します。
$name(文字列) (オプション)
特定テンプレート名を指定します
phpプログラムのファイル名
PHPプログラムのファイル名は ○○○-△△△.php という - で区切られた構造を持ちます。
○○○がスラッグ名で、△△△を特殊テンプレート名と呼びます。
返り値
この関数は値を返しません
事例
①sidebar.php に記述するサンプル例
このサイトのサイドバーは下記の様になっています。
・カテゴリ&検索ページ:カテゴリを表示
・アーカイブページ:アーカイブを表示
・投稿ページ:プログラムで関連する関数一覧を表示
・固定ページ:プログラムで関連する関数一覧を表示
上記を振り分けているプログラムが下記になります。
<?php if(is_category() || is_search())dynamic_sidebar('category');// カテゴリ検索のサイドバー elseif(is_date()) dynamic_sidebar('archive'); // アーカイブのサイドバー elseif(is_single()) get_template_part('sidebar' , 'single'); // 投稿ページのサイドバー elseif(is_page()) get_template_part('sidebar' , 'page'); // 固定ページのサイドバー ?>
■2行目:カテゴリと検索ページの時は、ウィジェットで定義している'category'をコールします。
■3行目:アーカイブページの時は、ウィジェットで定義している'archive'をコールします。
■4行目:投稿ページの時は「sidebar-single.php」をインクルードします。
この関数でなく get_sidebar('single')でも可
■5行目:固定ページの時は「sidebar-page.php」をインクルードします。
この関数でなく get_sidebar('page')でも可
参考情報
phpファイルをインクルードする方法には、include($file)等のPHP関数もあります。
詳細は下記を参照してください。
この関数を使うと別のフォルダーの中にあるPHPファイルをインクルードする事もできます。